大会長挨拶
謹啓
関係各位の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
日頃より多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、第6回北海道・東北臨床工学会を2019年10月19日(土)、20日(日)に山形テルサにて開催させていただく事になりました。
以前に、当会の前会長である佐藤正広氏が全国を見てもブロック毎の学会が行われていないのは北海道・東北ブロックだけであり、早期に北海道・東北ブロックでの学会開催を熱望されておりました。当時の当会の事業として、秋田山形Y・ボードセッションが順調に経過し、秋田山形だけでなく北海道・東北Y・ボードセッションへ拡大する案を北海道・東北連絡協議会に提案した際に、若い人だけでなく全体でやればいいと北海道・東北臨床工学会の開催へと繋がりました。そして、第1回の秋田開催を皮切りにこれまで継続して開催され、今回で6回目を迎える事ができました。大きな事業を行う事は負担ではありますが、関わったスタッフには良い経験になったのではないでしょうか。これまで学会運営に携わられた皆様に深く御礼申し上げます。
今回の大会テーマは「次世代の育成を考える-組織力の更なる向上を目指して-」とさせていただきました。技士会・所属施設・企業などいかなる場面においても「育成」というのは大きな課題であると思われます。私自身、これまで諸先輩方から多くの指導を受け、育てて頂いたと感じていますし、次世代の育成にも携わらなければいけない立場にあると思っております。次世代が育つことが組織力向上へと繋がり、永続的な繁栄に繋がっていくものと信じております。この学会を通して指導する立場、指導を受ける立場、どちらの立場の方にも参加してお役に立てる内容になるようプログラムを企画しております。また、このような運営に携わる事が次世代育成にも繋がると考え、今回の実行委員は若手を中心に構成しております。参加する側、運営する側双方にとって、この学会を通して何かしらの「育成」に繋がる事を期待しております。
講演を頂く先生、参加された方、出展にご協力頂いた企業の皆様、ひとりでも多くの方に満足していただける事を目指し、只今鋭意準備を進めております。皆様のお越しをお待ちしております。
謹白
第6回北海道・東北臨床工学会
大会長 岡崎 正信
(一般社団法人 山形県臨床工学技士会 会長)